東洋医学では病気の予備軍、つまりいつ発症してもおかしくない不健康な状態を「未病」と呼びますが、冷えやコリはその大きな原因の一つとされています。
つまり、身体の各部位における冷えやコリは、あらゆる病気の火種となりかねない要素であるということです。
冷えは免疫性の低下に関係するとも言われ、コリは血液循環の滞りです。体内の浄化作用の妨げにもなります。
どちらも、健康に悪影響を及ぼすのは一目瞭然。健康の大敵と言えるでしょう。
では、なぜ冷えやコリが生じやすい身体になるのでしょうか?
同じく東洋医学を基盤とする整体の分野でも、骨格矯正による血液循環の正常化や揉み解しによるコリの改善は健康維持の重要素であると考えられています。
確かに、整体院や鍼灸院などの治療でも冷え・コリの解消は望めますが、残念ながら、その効果は一時的なものです。
根本的な改善には、日常の生活で習慣化している悪姿勢を正さないことには、繰り返し同じような症状が現れ、そのたびに痛みを伴う治療や高額な治療費をかける必要も出てきてしまいます。
何度も言うようですが、正しい姿勢を知り、それを習慣付けることで骨格そのものが正常な形を維持することができ、今まで癖になっていた特定部位の負担も軽減して冷えやコリの原因そのものを取り除くことが可能となります。
つまり、万病の元となる要素を、少しの努力で大きく改善することができるのです。
それは、内臓の働きや循環器系の正常化、免疫機能の活性化にも繋がります。自己免疫性の疾患にも効果的です。
女性の場合は、冷えが深刻な月経不順や貧血の原因となったり、酷い場合は不妊の原因にもなりかねませんから、特に心に留めておいて頂きたい方法です。
私自身の経験でも、正しい姿勢を保てるようになってから、かなり不規則だった月経もずいぶん正常化し、冷えやコリの軽減のおかげでぐっすり眠れるので、低血圧のせいにしていた寝起きの悪さもすっかりなくなりました(笑)。
血液の循環が良くなったためでしょうか?
体もすぐにぽかぽかしてくるのを実感できますし、何より嬉しいのは、夕方になると必ず起こっていた下半身のむくみが殆どなくなったこと。
特に女性にとっては、良い事ずくめだと思います。
姿勢を正すことは、単に見た目だけの問題ではなく、身体に大きな好影響をもたらすようです。
いつも体が重い、疲れが取れないなどの悩みを抱えている方、冷え、むくみ、肩コリ、腰のだるさなど、何となく続いている不調を仕方ないと諦めていませんか?
自分では気づかなくても、体重負荷の偏りは知らない間にあなたの健康を脅かしているかもしれません。思い当たる症状がある方は、ぜひ一度、姿勢の見直しを考慮に入れていただきたいと思うのです。
食事療法や運動が苦手という方でも、姿勢矯正なら無理なく臨めるのではないでしょうか。
面倒なことが嫌だという方にこそ、おすすめしたい方法です。